ESC/Pエミュレーションモード設定項目

ESC/Pのモードメニューで設定できる項目について、基本設定項目と拡張設定項目に分けて説明します。

基本設定項目

設定項目

項目番号

設定値

カラーモード

5

カラーモードを設定します。

【0】(初期値) :カラー

【1】:モノクロ

補足
  • カラーモードでは、モノクロのデータを印字しても、カラーのトナーやドラムなどを消費します。

給紙トレイ

3

プリントに使用する用紙トレイを設定します。

【0】:自動

【1】(初期値) :トレイ1

【2】:トレイ2

【3】:トレイ3

【4】:トレイ4

【5】:トレイ5(手差し)

【6】 :トレイ6(大容量)

【7】 :トレイ7(大容量)

手差しトレイから給紙する場合は、プリントを指示したあとに本体側の操作でプリントを開始します。設定を解除するには、「トレイ5確認表示」の設定を変更してください。

注記
  • 「トレイ1」~「トレイ4」、「トレイ6」、「トレイ7」を選択した場合、その用紙トレイにセットされている用紙の大きさが用紙サイズとなるため、「用紙サイズ」の設定はできません。

補足
  • 「自動」を選択した場合、同じサイズの用紙が同じ用紙方向で複数のトレイにセットされているときは、トレイ1 →トレイ2 →トレイ3 →トレイ4 →トレイ6 →トレイ7の順に給紙されます。また、同じサイズの用紙が異なる向きで複数のトレイにセットされているときは、よこにセットされている用紙が優先されます。

原稿サイズ

1

クライアントで作成された原稿のサイズを設定します。

【99】(初期値):用紙

【100】:連続紙(10×12)

【101】:連続紙(10×11)

【102】:連続紙(15×12)

【103】:連続紙(15×11)

【3】:A3

【4】:A4

【5】:A5

【14】:B4

【15】:B5

【21】:8.5×14

【22】:8.5×13

【23】:8.5×11

【24】:11×17

【0】:はがき

印刷保証桁は、連続紙(10×12)は80桁/72行、連続紙(10×11)は80桁/66行、連続紙(15×12)は136桁/72行、連続紙(15×11)は136桁/66行です。

補足
  • 「原稿サイズ」で連続紙を選択した場合、「用紙位置」の設定はできません。

  • 「倍率」で「固定倍率」または「カット紙全面」が設定されている場合、「原稿サイズ」と「用紙サイズ」の組み合わせで倍率が自動設定されます。ただし、45~210%に収まらない倍率値となった場合、原稿は自動拡張/縮小されず等倍でプリントされます。また、2アップモードが設定されている場合は、「原稿サイズ」と「用紙サイズの1/2」の組み合わせで倍率が自動設定されます。

  • ここで設定する方向は「原稿の向き」です。トレイ内の用紙のセットの方向には影響しません。

用紙方向

19

用紙の向きを設定します。

【0】(初期値) :縦

【1】:横

用紙サイズ

2

プリントする用紙のサイズを設定します。「給紙トレイ」の設定が「自動」、または「トレイ5(手差し)」の場合に設定できます。また、設定できる用紙はカット紙だけです。

【3】:A3

【4】:A4

【5】:A5

【14】:B4

【15】:B5

【21】:8.5×14

【22】:8.5×13

【23】:8.5×11

【24】:11×17

【0】:はがき

注記
  • 「給紙トレイ」を「トレイ1」~「トレイ4」、「トレイ6」、「トレイ7」のどれかに設定しているときには、「用紙サイズ」の設定はできません。

補足
  • 「倍率」で「固定倍率」または「カット紙全面」が設定されている場合、「原稿サイズ」と「用紙サイズ」の組み合わせで倍率が自動設定されます。ただし、45~210%に収まらない倍率値となった場合、原稿は自動拡張/縮小されず等倍でプリントされます。
    また、2アップモードが設定されている場合は、「原稿サイズ」と「用紙サイズの1/2」の組み合わせで倍率が自動設定されます。

拡張設定項目

設定項目

項目番号

設定値

用紙位置

20

用紙位置を設定します。

【0】(初期値) :カットシートフィーダーなし(左)

【1】:カットシートフィーダーあり(中央)

補足
  • カットシートフィーダーなしの場合は、FF(改ページコマンド)を受信すると、VFUで設定された値だけ行送りをします。カットシートフィーダーありの場合は、改ページします。

  • 「原稿サイズ」で連続紙を選択した場合、「用紙位置」の設定はできません。

出力部数

8

プリントする部数を設定します。

【1~250】(初期値:1):1~250枚

注記
  • クライアントからプリント部数の指定があった場合、その値が反映されてプリントされます。プリント後、操作パネルの設定もその値に書き換えられます。ただし、lpdポートから指定された部数は、プリント後、操作パネルの設定を書き換えることはありません。

倍率

54

(倍率モード)

原稿を印字する倍率を設定します。

【0】(初期値) :固定倍率

【1】:任意倍率

【2】:カット紙全面

固定倍率とは、設定されている「原稿サイズ」と「用紙サイズ」から自動算出される倍率のことで、原稿サイズの印字エリアが用紙サイズの印字エリアに収まるように印字されます。このため、原稿サイズと用紙サイズが同じであれば100%(等倍)印字となります。また、2アップが設定されている場合には、2枚分の原稿サイズが1枚の用紙サイズの印字エリアに収まるように印字されます。

任意倍率とは、「倍率」>「任意倍率」で設定される倍率のことです。倍率の基準値は印字エリアの左上です。これは文字、イメージ、グラフィックスすべてにおける基準点になります。

カット紙全面領域が印字エリアに印字されます。

カット紙全面とは、設定されている「原稿サイズ」と「用紙サイズ」から自動算出される倍率のことで、設定されている原稿サイズの物理的な紙の大きさが用紙サイズの印字エリアに収まるよう印字されます。

17

(任意倍率/
縦倍率)

原稿を印字するたてまたはよこの倍率を設定します。

【45~210】(初期値:100):45~210%

補足
  • 「原稿サイズ」で連続紙が設定されている場合、「固定倍率」と「カット紙全面」は同じ印字結果となります。

18

(任意倍率/
横倍率)

2UPモード

21

2アップ印字をするか、1ページごとに印字するかを設定します。2アップとは、2ページ分のデータを1ページに印字する機能です。用紙方向によって上下または左右のどちらかに印字されます。

【0】(初期値) :なし

【1】:順方向

【2】:逆方向

注記
  • 「原稿サイズ」でよこ向きを指定している場合、「順方向」と「逆方向」のどちらを設定しても同じ結果となります。

排出先

9

プリントした用紙の排出先トレイを設定します。

【0】(初期値):排出トレイ

【80】:フィニッシャートレイ(オプション)

【81】:フィニッシャー排出トレイ(オプション)

トレイ5確認表示

67

トレイ5(手差し)から給紙するプリント指示をしたあと、本体側の操作によってプリントを開始します。

【0】(初期値) :なし

【1】:あり

罫線

22

2バイト系罫線フォントの印字方法を設定します。候補値は次のとおりです。

【0】(初期値) :イメージ

【1】:フォント

両面

12

両面プリントを設定します。

【0】(初期値) :なし

【1】:左右開き

【2】:上下開き

注記
  • 「用紙サイズ」に「はがき」が設定されている場合は、「左右開き」と「上下開き」は選択できません。

フォント

13
(漢字書体)

2バイト系文字(漢字)の書体を設定します。なお、2バイト系半角文字もこの書体が適用されます。

【0】(初期値) :明朝

【1】:ゴシック

注記
  • 本設定は、初期値を選択する機能のため、拡張コマンドが送られてきた場合には反映されません。

14
(英数字書体)

1バイト系文字(ANK)の書体を設定します。

【0】(初期値) :ローマン

【1】:サンセリフ

注記
  • 本設定は、初期値を選択する機能のため、拡張コマンドが送られてきた場合には反映されません。

印字制御

50
(漢字コード)

使用する漢字コード表を設定します。

【0】(初期値) :エプソン

【1】:東芝

51
(白紙排出)

改ページだけのデータのように、プリントするデータがまったくない場合に、白紙を排出するかしないかを設定します。

【0】(初期値) :しない

【1】:する

補足
  • 「しない」に設定した場合でも、外字で作成されたスペースや、白だけのイメージデータのときは白紙が排出されます。

  • 「しない」が設定され、2 アッププリントまたは両面プリントの指示がされている場合、白紙となるページはスキップして処理します。

52
(印字桁範囲)

右マージンの位置を拡張できます。

【0】(初期値) :標準

【1】:拡張

注記
  • 印字桁範囲を「拡張」から「標準」に設定変更した場合は、左右マージン値が初期化されます。

  • コマンドで右マージン位置が設定された場合は、その位置が右端となります。

53
(イメージエンハンスメント)

イメージエンハンスメントを行うか行わないかを設定します。

イメージエンハンスメントとは、白黒の境めを滑らかにしてギザギザを減らし、疑似的に解像度を高める機能です。

【0】:OFF

【1】(初期値) :ON

ESCPスイッチ

55
(文字品位)

文字の印字品質モードを高品位かドラフトに設定します。

【0】(初期値) :高品位

【1】:ドラフト

注記
  • 「文字品位」、「縮小文字」、「文字コード表」、「ページ長」および「1インチミシン目スキップ」の各設定は、初期値を選択する機能のため、拡張コマンドが送られてきた場合には反映されません。

補足
  • 設定状態の変更で、実際の印字は変化しません。

  • 本設定は、文字品位選択コマンドに影響します。文字品位選択コマンドについては、『リファレンスマニュアル(ESC/P対応)』(別売)を参照してください。

56
(縮小文字)

1バイト系の英数字を印字する場合、文字を縮小して印字できます。縮小するか等倍で印字するかを設定します。

【0】(初期値) :しない

【1】:する

57
(文字コード表)

1バイト系の英数字を印字する場合のコード表の種類を設定します。国内版アプリケーションをご使用の場合はカタカナを、海外版アプリケーションをご使用の場合は拡張グラフィックスに設定してください。

【0】(初期値) :カタカナ

【1】:拡張グラフィックス

58
(ページ長)

1ページの長さ(印字エリア)を11インチまたは12インチに設定します。

【0】(初期値) :11インチ

【1】:12インチ

59
(1インチミシン目スキップ)

ページとページの間を1 インチ空けるか、空けないかを設定します。

【0】(初期値) :しない

【1】:する

注記
  • 「用紙位置」でCSF が「なし」に設定されている場合だけ実行されます。

60
(給紙位置)

印字開始位置を、用紙の上端から8.5mmか22mmに設定します。

【0】(初期値) :8.5mm

【1】:22mm

61
(CRの機能)

CRコマンド受信時の動作を設定します。

【0】(初期値) :復帰

【1】:復帰改行

位置補正

15
(縦位置補正)

データをプリントする位置をたてまたはよこ方向に移動し、余白の位置を変える機能です。

【0】(初期値) :しない

【1~500】:-250~+250mm

16
(横位置補正)

注記
  • 印字エリアを超えるデータは、位置補正をしても印字されません。また、位置補正により印字エリアを超えたデータは、印字されません。

拡張子

62
(拡張子指定)

通常の拡張コマンドは、コマンドを識別するための拡張子として、先頭に16進法で1BHであるESCとそれに続く;(セミコロン=3BH)を指定しています。

ホストコンピューターでESCコードやセミコロンを使用できない場合は、それに代わる特定の文字列を拡張子として使用できます。この拡張子の置き換え機能を有効にするかどうかを設定します。

有効にする場合、項目番号63で、拡張子を指定します。

【0】(初期値) :無効

【1】:有効

補足
  • 拡張コマンドについては、『リファレンスマニュアル(ESC/P 対応)』(別売)を参照してください。

63
(拡張子)

テキストコードで制御できるようにする場合は、拡張コマンドの拡張子(先頭2バイト)を指定します。画面に表示されるキーボードから2文字を入力します。

【&%】(初期値):0x21~0x7e

フォーム合成

64

登録されているフォーム名(No.01~64)を選択することによって、常にフォーム合成を行います。

【0】(初期値) :しない

【1~64】:No.1~No.64

注記
  • 本設定は、初期値を選択する機能のため、拡張コマンドが送られてきた場合には反映されません。

  • フォームを選択したあと、フォームが削除された場合でも、そのフォーム名が表示されています。なお、上下キーでフォーム選択を行ったあとは、表示されません。この場合は「しない」を選択していることになります。

ホチキス留め

66

ホチキス留めをする位置を設定します。

【0】(初期値) :しない

【1】:左上1 か所

【2】:上辺2 か所

【3】:右上1 か所

【4】:左辺2 か所

【5】:右辺2 か所

【6】:下1 か所

【7】:下辺2 か所

【8】:右下1 か所

手差し給紙の一時停止

67

手差しトレイから給紙するときに、一時停止するかしないかを設定します。一時停止したあとに本体側の操作によって、プリントを開始します。

【0】:しない

【1】(初期値) :する

フォーム種類

68

フォームの種類を設定します。

【0】(初期値) :ESC/P

【1】:ART IV

パンチ

69

パンチ穴を開ける位置を設定します。

【0】(初期値) :しない

【1】:上辺

【2】:下辺

【3】:左辺

【4】:右辺

パンチ穴数

70

パンチ穴の数を設定します。

【0】(初期値) :2穴

【1】:3穴

【2】:4穴

文字コード

71

文字コードの種類を設定します。

【0】(初期値) :JIS

【1】:ShiftJIS

バイナリーデータの指定文字列

72

16進表記でコマンドを入力する指定文字列を設定します。

【0】(初期値) :OFF

【1】:&$%$

【2】:$?!#

0の字体

73

0の字体を設定します。

【0】(初期値) :0

【1】:icon

有効出力部数

74

プリント部数の指定方法を設定します。

【0】:プロトコル指定

【1】:パネル

【2】(初期値) :コマンド

バーコードモード

75

バーコードモードを設定します。バーコードモードに設定すると、バーコードの輪郭がはっきりと印刷されます。

【0】(初期値) :通常モード

【1】:バーコードモード