ハードディスクの上書き消去設定

ハードディスクの上書き消去をするかどうかを設定します。

コピー、ファクス、スキャン、プリントの処理が終了すると、各処理で使用したハードディスクの領域からデータを削除したあと、それらの情報が記録されていた領域に情報を持たないデータで自動的に上書きします。そうすることによって、ハードディスクに記録されていたデータの不正な取り出し/復元を防ぎます。コピー原稿など、システムが一時的に保存したデータにも対応します。

上書き回数の設定

上書きする回数を、1回または3回から選択できます。

注記
  • 上書き処理中に本機の電源を切った場合、未終了のファイルがハードディスク上に残る場合があります。また、上書き処理未終了のファイルがハードディスク上に残った状態で、電源を入れた場合、上書き消去処理を再開します。

  • 1回の上書きでデータは消去されますが、3回の上書き消去により、削除したデータを読み取られる可能性はより低くなります。ただし、時間がかかります。

  • 上書き処理中は、通常操作の処理速度が低下することがあります。

参照
  • 上書き処理中の状態を確認する方法は、HDDの上書き消去を参照してください。

データ上書き消去キット(オプション)を利用する上での前提条件について

機械管理者は、次の事項を遵守してください。

  • ハードディスクの削除済みデータ、および保存データを保全するため、次の設定が必要です。

    • ハードディスクの上書き消去設定の上書き回数の設定:[1回]または[3回]

    • データの暗号化:[する]、12桁の暗号化キー

    • カストマーエンジニアの操作制限:[する]

  • 機械管理者のパスワードは、工場出荷時の値から変更してください。変更後のパスワードは、7文字以上(最長12文字)にしてください。パスワードは、容易に推測できる値に設定したり、機械管理者以外の目に触れる場所に格納したりしないでください。

注記
  • 機械管理者のUser IDとパスワードは絶対に忘れないでください。故障時に設定の復旧ができなくなります。

  • [パスワード使用-パネル入力時]を、[する]に設定してください。

  • [機械管理者IDの認証失敗によるアクセス拒否]は、5回に設定してください。

  • 上記の各設定項目で、上記以外の設定を行った場合は、ハードディスクのセキュリティーを保つことができなくなりますので、ご注意ください。

参照

組織の責任者(本製品を利用・運用する組織の責任者)は、次の事項を遵守してください。

  • システム管理者、機器管理者の適切な人選を行うと共に管理や教育を実施してください。

  • 本機の電源を切る前に、実行中の処理がないことを確認し、実行中の処理がある場合は、その処理の終了後に電源を切るように、利用者に対して教育を実施してください。

  • データ上書き消去キットは、利用済み文書データの再生を困難とするものです。ハードディスクの親展ボックスなどに保存される文書を保護するものではないことにご注意ください。

  • データ上書き消去キットが搭載された本機を設置する内部ネットワークに、盗聴を防止する機器を設置し、盗聴されないように適切にネットワーク設定を行ってください。

  • 外部ネットワークから、本機を設置する内部ネットワークへのアクセスを遮断するため、ファイアウォールなどの機器を設置してください。

  • パスワードと暗号化キーは次のルールに従って設定してください。

    • 容易に推測可能な文字列を使用しない

    • 英数文字を混在させて使用する

参照